「 その首の痛みの原因は? 」

8月 19th, 2013

その首の痛みの原因は?


「 気づいたら首が重だるくて、ムチウチかと思うような痛み 」 が …
しかし、患者さまにはさして思い当たる節がない。

なんと、「 そんな原因もあったのか 」 !!!

本人が気がつくまでは、原因不明の痛みは嫌なものです。

さて今回、立て続けに同じような症状の患者さまが来院されましたので
ホームページをご覧になった方の参考となればと …


Case 1 生徒指導の翌日から …



学校の先生。以前交通事故に遭いトラックに逆突された患者さま。
( 駐車中の車にトラックがバックで追突 )

その時は、ムチウチの症状で治療に来られたのですが 
今回は、同じような痛みだったが ・・・。



Case 2 お客様への御もてなし後 …



ずばぬけた 「 おもてなし 」 精神で、有名な地元自慢のビジネスホテル。

グリーンコアホテル の、スタッフさんの症状。

居心地の良さから、常連さんになってしまうお客様が多いと
噂には聴いておりましたが、なんと! このスタッフさん

8時間もの間お客様の話を熱心に聴いていたそうで
翌日気が付いたら首が痛くなっていたそうです。


さて、お二人に共通した原因は意外なところにありました。


学校の先生の原因を問診で探ってみると、進路指導を行う際には

年頃の生徒さんには 「 神経質 」 な、お子様もいるとの事で

先生としての誠意が伝わるよう、何度も首をうなづいては話を聞き
生徒さんと話をしていた事がわかった。


「 首折れ損のくたびれ儲け 」 とは、良く言ったものです。


対象が生徒さんではなくても、お客様や
相手に集中したり、意識をシンクロさせようと思うと

無意識に相づちを打ったり、眉間に意識 ( 気 ) が凝集する。


一生懸命、話を聞いているって事ですよね。


そして頭というのは、良くいわれますよう人体では一番重く
その頭を支えているのは頸 ( 首 ) です。


首や肩の凝り


試しに、上半身を固定しながら 「 頭だけを上下に動かしてみて下さい 」 

頭だけをうなづく動作ってけっこう大変なのですよ。


さて、次は上半身を固定せずに、背中までリラックスしたつもりで
首を上下に動かしてみましょう。


楽じゃないですか? これは頭の上下にあわせて背骨も一緒に動いているから。


つまり、頭の動きと背骨はしなるように連動するのが普通なのですが
生徒指導やお客様の手前、お話を真摯に聴いているのですから

リラックスし過ぎては、だらしない印象を与えてしまいます。


ですから、頭を支える為の筋肉は緊張させたまま
必要以上に頭をうなづく動作で筋肉を酷使し、それで起きた症状だろうと

患者さまと話がまとまりました。


学校の先生、ホテルの接客 … 長いスパンで相手と携わる
お仕事でしょうから、ある種サービス業病と言ったらよいのでしょうか … 

それにお話を聞いていて思ったのですが、生徒さんやお客様のカウンセラー的な
役割もこなしているのだと感服致しました。


当院も、できるだけ患者さまのお話を伺って施術したいと思うのは
今回のようなケースがあるからで

原因が見えてくると、ゴールへのプロセスが明確になる場合が多いですし
前向きな改善の為の問診が重要かと思います。



首の痛みと調整


ひとえに首の筋肉と言ってもたくさんありますけど、皆さん転寝して
頭が 「 ガクっ 」 と落ちた経験ってないでしょうか?

これは眠気で頭を支える首の筋肉が脱力してしまった為で

反対に首の緊張を抱えたまま、上下に頭を動かせばストレスにもなります。


そのため負担がかかって、ある種、筋肉痛のような疲労感と
痛みが残ったのでしょう。


最近、ストレスと聞くとマイナス要素の面ばかり強調されているように
感じますが、ものごとに打ち込んだ結果の 「 くたびれ儲け 」 


 「 お疲れ様です! 」 と、思わず声をかけたくなりました。


お客様の信頼を得るということ。
お二人の患者さまの身体や凝り、症状を通してみえてくる事ってありますね。


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