先天性股関節脱臼

12月 9th, 2010



【 小学2年生 】 8才 女の子

この患者さんは、先天性股関節脱臼と診断されたのが
1才2ヶ月と、発見がとても遅いケース。

先天性股関節脱臼

這い這いの様子が変で ( 両手だけで身体をずり動かす動きだった )
ご両親が中々歩かないのが不安で病院を受診されたそうです。

聞けば、乳幼児の定期健診はしっかりと月毎に受けていたので
医師の経験不足からの診断漏れかと思われます。

先天性股関節脱臼の治療は早ければ早いほど良く
生後3ヶ月頃から治療が必要となります。


診断後すぐに入院し、牽引・脱臼整復後、ギブスを固定し装具を付け退院。
しかし、装具を外した1ヵ月後にまた亜脱臼を起こしてしまったと …

ご両親はその不信感から自力で専門医を探し、現在の病院に
たどり着いた。 心身障害児総合医療療育センター

先天性股関節脱臼には 「 運動療法 」 を薦められる医師もおられます。





私のところに通うようになったのは、その頃の1才6ヶ月頃でした。

当初、歩くことは出来たのですが跛行が強くみられる状態でした。
( 身体が大きく揺れて歩く様子 )
ご家族の要望としては、また亜脱臼しないこと、跛行が極力小さくなることです。

また、臼蓋と太腿骨骨頭の発育不全が5才頃までに
改善しない場合は、医師から手術をしたほうが良いとも
薦められていたそうです。

当時の治療は、未熟な骨頭が傷つかないことを優先したものですが
( 傷つくと大腿骨壊死が起こる場合がある )

女の子は起きている間に治療をすると暴れてしまい、昼寝を利用して
牽引と治療を組み合わせ、微弱なPNF療法を、1ヶ月2回を目安に
繰り返していました。

【 PNF療法についてはこちらを参照下さい ⇒ Wikipedia


関節軸と筋肉のバランスがしっかり合ってきた3才頃には
経過も良く、施術に飽きると治療用ベットからポンポンと飛び降りて
周りの大人達をハラハラさせるまでに快復していきました。

その後、治療は月1回とし跛行もあまり判らないほどでしたが
ご両親が臼蓋と太腿骨骨頭の発育不全が心配とのことで
保育園最後の冬休みに、大腿骨骨切り手術をすることにしたそうです。

手術後も月1回のペースで、当院に通われている。
小学2年の今では、体力測定の結果も平均値を上回っているそうです。

先天性股関節脱臼

ただし、最新のレントゲン結果からも、臼蓋の発育が完全ではないので
今後も経過観察と定期的な治療が必要と思われます。


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